トヨタの新型EV『bZ3X』、ヤマハ製11スピーカーシステム採用…「本物の音」をテーマに開発

トヨタの中国向け新型EV、bZ3X
トヨタの中国向け新型EV、bZ3X全 4 枚

ヤマハは、トヨタ自動車や広州汽車集団などが共同開発し、広汽トヨタから発売された中国向け新型EV『bZ3X』に、高品質な車載スピーカーシステムが採用されたと発表した。

bZ3Xは、広々とした快適な空間と高度な知能化技術を組み合わせたファミリー向けSUVタイプの電気自動車。ヤマハは、この車両の「COZY HOME(心地よい動く家)」というコンセプトに沿って、長年の楽器製造で培った「本物の音」をテーマにしたスピーカーシステムを開発した。

このシステムは、楽器の音の再現性にこだわった11個のスピーカーと、サウンドマイスターによる専門的なチューニングで構成されている。ヤマハは「音楽が生まれた瞬間の感動を届けたい」という思いから、「Brings Me Closer to the Artist」をキーワードに車室空間の音響を提案している。

ヤマハの取り組みは、単に高品質な音を提供するだけでなく、車両の個性やコンセプト、ユーザーへ訴求する価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、その車にふさわしい理想の音を実現することを目指している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  5. 「最もインテリジェント」メルセデスベンツ『CLA』新型を日本初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る