三菱UFJ信託銀行は13日、自動車を受託財産とする動産信託を新たに組成したと発表した。この取り組みは、企業の資金調達手段の多様化と、個人・法人顧客の資産運用サービスの拡充を目指すものだ。
今回の動産信託スキームでは、沖縄のレンタカー事業向け自動車が対象となっている。委託者であるIDOM CaaS Technology(ICT社)が保有する自動車を信託設定し、その受益権を譲渡することで資金調達を行う仕組みだ。
この取り組みには、観光インフラの強化という意義がある。沖縄県の持続的な観光発展と質の高い観光を目指す上で、交通インフラの強化に貢献する。