「うわ、もう黄砂!?」気づかぬうちに愛車がダメージを受ける“春の落とし穴”とは? ~Weeklyメンテナンス~

「うわ、もう黄砂!?」気づかぬうちに愛車がダメージを受ける“春の落とし穴”とは? ~Weeklyメンテナンス~
「うわ、もう黄砂!?」気づかぬうちに愛車がダメージを受ける“春の落とし穴”とは? ~Weeklyメンテナンス~全 1 枚

春の時期にクルマ好きを困らせる黄砂。いつの間にか駐車場の愛車にうっすらと黄色い砂が堆積してるのを一度は見たことがあるだろう。放置するとやっかいなので早めの洗車で処理しておこう。

◆車が黄色くなる“黄砂”ってそもそも何なの?

黄砂とはご存じの通り中国やモンゴルの砂漠地帯で巻き上がった砂(微細な粒子状物質)が巻き上がり偏西風に乗って西へ吹き飛ばされる文字通りの黄色い砂。韓国、日本海、さらには日本へと飛ばされてくる(飛来するピークは3月~5月)。飛来する黄砂の量が多い日には視界が悪くなるほどだ。走行中に遠方が霞んで見えにくくなるのも黄砂が原因になっているケースもある。ただし黄砂は悪影響ばかりでは無く日本海に落ちると海洋生物の栄養源になり、日本海を豊かな漁場としていることも報告されている。

しかしクルマ好きにとっては黄砂はとにかく大敵、屋外駐車していると例外なく黄砂が降り注ぐため、いつの間にかクルマが汚れているという残念なことが起きるのだ。しかし、うっすら積もった黄砂に気が付いても、普段通りの洗車でゴシゴシボディを洗ってしまうのはボディにはよろしくない。その理由としては黄砂は微細な粒子だが元々は硬い石が粉砕してでき上がった砂なので粒子の硬度が高い点が上げられる。そのため、ていねい&ソフトに洗車しないとボディに磨きキズが付いてしまう危険があるのだ。

さらに、黄砂が滞積してから放置する時間が長いとボディや外装の各部にこびりついてしまうことになる。これは黄砂が水に濡れて粘土状になってしっかりと固着してしまうとなおさらやっかい。そのため早めに黄砂の堆積を察知する必要がある。黄砂の堆積の状況を簡単に判断するには素地のプラスチック部分など、黒いパーツをみると良いだろう。ここが黄色くなっている、またはくすんだように見えるようならすでに黄砂が堆積していると考えられる。わかりやすい部分としてはワイパーまわりの水抜き部分、ここを見て黄砂が確認されたら要注意。同量の黄砂がボディ全体に堆積していると思っても良いだろう。

◆愛車を傷つけずに洗車する方法とは?

黄砂がクルマに降り積もっていると判断したら、固着したりボディにシミが発生する前に、なるべく早急に洗車して除去しよう。その場合に気をつけたいのは先にも紹介した通りソフトに洗車すること。黄砂は微細な粒子だが実は硬い物質なので強くこすっては磨きキズになってしまう可能性があるからだ。そこで、まずは高圧洗浄機や大量の水をホースで掛けるなど、水の力(水圧)を使って洗い流す方法でまずは黄砂の除去を実施すると良いだろう。

さらにシャンプーを使う段階でも、ふんわりした泡で汚れを包み込むようにして除去するのがカギ。泡立ちの良いシャンプーを用意して、バケツにシャンプー原液を投入→勢いよく水を加えて十分に泡立てた上でシャンプーする。シャンプーのふんわりした泡は汚れを包み込んでくれるのでボディを守って磨きキズを防止する役目も持っているので、ボディへのダメージが最小限に抑えられるのだ。黄砂の処理をする際にはシャンプーの泡にも気をつけてみよう。

こびりついてしまうとやっかいな黄砂、その前に先手の洗車で対応するのが良い。近年は手頃な高圧洗浄機も手に入るので、この機会に洗車道具を充実させておくのも良いだろう。ボディをキズ付けないために最新の中を払って黄砂処理を実施しよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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