ミネベアミツミ、半導体生産能力を3倍に増強へ…新棟をフィリピンで起工

ミネベアミツミがフィリピンのセブ島ダナオ市にある同社のセブ工場で、新棟(14号棟)の起工式実施
ミネベアミツミがフィリピンのセブ島ダナオ市にある同社のセブ工場で、新棟(14号棟)の起工式実施全 3 枚

ミネベアミツミは、フィリピンのセブ島ダナオ市にある同社のセブ工場で、新棟(14号棟)の起工式を行った。この新棟建設は、半導体後工程の生産能力を現状の3倍に拡大することを目的としている。

セブ工場は1989年の操業開始以来、拡大を続けており、現在では従業員約2万人規模の工場となっている。半導体の生産やカメラ用アクチュエータ、コネクタなど、幅広い製品を手がけている。

新設される14号棟では、2階フロアに約8000平方mのクリーンルームを構築し、2027年から最先端の半導体薄型パッケージ用高生産性ラインを順次立ち上げる計画だ。これにより、セブ工場における半導体後工程の生産能力を現状の3倍に拡大する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る