住友化学など3社、自動運転トラックによる化学品輸送の実証実験へ

住友化学グループとT2が化学品の自動運転トラックによる幹線輸送を実証
住友化学グループとT2が化学品の自動運転トラックによる幹線輸送を実証全 1 枚

住友化学、住化ロジスティクス、T2の3社は2025年7月より、自動運転トラックによる化学品の幹線輸送実証を関東から関西までの高速道路一部区間で開始すると発表した。

この実証実験では、住友化学グループが生産する化学品を対象に、T2が開発したレベル2自動運転トラック(ドライバー監視下での自動運転)を使用。関東から関西までの約500kmの高速道路区間を走行し、安全性や効率性を検証する。具体的には、千葉県袖ケ浦市の住友化学千葉事業所から大阪地区の中継拠点までのルートが予定されている。

実証の特徴として、CO2排出量削減を目的としたカーボンニュートラル燃料の使用がある。2026年度から始まる「排出量取引制度」を見据え、環境負荷の少ない物流オペレーションの構築を目指す。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る