ボッシュ、AIに25億ユーロ超を投資へ…自動運転技術の進展図る

Bosch Tech Day 2025
Bosch Tech Day 2025全 3 枚

ボッシュはドイツでBosch Tech Day 2025を開催し、2027年末までにAI分野に25億ユーロ超を投資すると発表した。AIは同社の製品とサービスの革新を促進し、成長の原動力として自動運転の安全性向上や製造工程の品質確認、消費者の日常生活の快適性向上に寄与する。

ボッシュの取締役会のシュテファン・ハルトゥング会長は、「AIの飛躍的な進歩によりイノベーションが加速し、ビジネスにつなげることが可能になる」と述べている。

ボッシュは過去5年間で1500件を超えるAI関連特許を出願し、欧州で主要なAI特許出願企業の一つとなっている。特に運転支援と自動運転分野に注力し、2030年代半ばまでにソフトウェア、センサー技術、高性能コンピューター、ネットワークコンポーネントの売上高を倍増させ、100億ユーロを大幅に超える見込みだ。

AIを活用し車両周囲の視覚化やルートプランニングを行い、他の道路利用者の行動を予測して安全な運転を支援する。さらに生成AIソリューションを用いて新製品の開発時間を短縮し、信頼性の高い運転支援機能の実現を目指す。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  5. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る