ステランティスは、イタリア・アテッサ工場において、新型電動商用車『カーゴボックス』のEVの生産を開始した。同工場では、シトロエン、フィアット、オペル、プジョー、ボクスホールの大型バンを製造しており、欧州LCV市場で30%を超えるシェアでリーダーシップを維持している。
カーゴボックスは、最も高性能なEV軽商用車として、18.3立法mの優れた積載容量を持つ。車内は長さ4230mm、幅2032mm、高さ2150mmの広々とした空間を実現している。
バッテリー電動シャシーキャブ版をベースに設計され、最大トルク410Nm、最大出力200kW(270hp)を発揮し、110kWhバッテリーにより最大323kmの航続距離を実現している。

さらに積載スペースが必要な顧客向けには、L4仕様も用意され、積載容量を20.5立法mに拡大し、内部長4500mm、高さ2300mmを実現する。