<ゲスト講師>
ジャーナリスト/千葉大学 客員教授 高口 康太 氏
<モデレーター>
スズキマンジ事務所 代表(株式会社デンソー 技術企画部 CX)鈴木 万治 氏
2024年、中国のNEV販売台数は1158万台、世界市場の68%に達した。2025年にはNEV販売台数がICEを追い抜く歴史的転換が確実視されている。中国はいかに「世界一のEV大国」となったのか?産業政策の成功か、それとも「殺到する経済」とも称される、激烈な企業競争の結果なのか。
本セミナーでは、2009年以来の産業政策と企業の対応を追いながら、中国が低速EV、低価格EV、中価格EV、高価格EVの価格帯で異なる成長を遂げたことを、個別具体的な事例から掘り起こし、その成長の原動力を解き明かす。
対談では、これらの動向を踏まえた上での日系自動車業界としての対応を議論する。
1.「世界一のEV大国」中国の現状
2.中国の産業政策第1ステージ(~2015)とその失敗
3.中国の産業政策第2ステージ(~2020)と「EVの冬」
4.テスラのCatfish Effectと「EV4時間産業圏」
5.低速EVから低価格EVへの“進化”
6.造車新勢力(2014年以降誕生のEVスタートアップ)の素顔
7.対談・質疑応答