T2とTOTOは9月4日、T2が開発した自動運転トラックを用いて便器や洗面器などの衛生陶器を幹線輸送する共同実証を9月18日から関東-関西間の高速道路一部区間で開始すると発表した。
TOTOが製造販売する衛生陶器は輸送の際、破損のリスクを踏まえた十分な配慮が不可欠で、深刻化するドライバー不足も踏まえて、安定かつ持続可能な輸送体制の確立が課題となっている。今回、自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指すT2が開発したレベル2自動運転トラックを用いた実証を両社共同で実施し、輸送オペレーションの確認とともに、破損のリスクに対応すべく、輸送品質および輸送能力をいかに担保できるかを検証する。
実証は9月18日から計4回を予定している。場所は関西→関東間の高速道路上の一部で実施され、行程はTOTO滋賀第二工場(滋賀県甲賀市)からTOTO千葉物流センター(千葉県八千代市)となる。