ポールスター、EV販売5割増も米関税などの影響で赤字拡大 2025年上半期決算

ポールスターのEV
ポールスターのEV全 1 枚

スウェーデンのEVメーカーのポールスターは9月3日、2025年上半期(1~6月)の決算を発表した。

2025年上半期の業績は、小売販売台数が前年同期比51.1%増の3万0289台と大幅に増加し、売上高も56.5%増の14億2300万ドルに達した。これは積極的な販売モデルへの移行、小売ネットワークの拡大、魅力的なモデルラインナップが寄与した結果という。

一方で、第2四半期に『ポールスター3』に関する7億3900万ドルの非現金減損費用を計上したことで、粗利益率はマイナス49.4%となった。この減損は、米国で組み立てられる車両の輸入自動車部品に対する関税引き上げによるコスト増加や、電気自動車の価格競争激化による収益性悪化が要因となっている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  3. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  4. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る