ホンダ、米オハイオ州に循環型リソースセンター開設…廃棄物削減と資源再利用を推進

米ホンダの「リソース・サーキュラリティ・センター」
米ホンダの「リソース・サーキュラリティ・センター」全 5 枚

ホンダは、米国オハイオ州のメアリーズビルおよびイーストリバティ自動車工場近くにおいて、「リソース・サーキュラリティ・センター」の稼働を開始したと発表した。

この施設は、従来であれば埋立地に送られる老朽設備、オフィス電子機器、車両サービス部品に新たな生命を与える初の試みとなる。同センターは、材料価値を最大化し間接材の寿命を延ばす循環型経済ビジネスモデルを創出することで、環境負荷削減というホンダの世界的目標における重要な節目を表している。

従来の製造リサイクルプログラムが製品製造に使用される金属くずやプラスチックなどの直接材料に焦点を当てていたのに対し、同センターは間接材のリサイクルと再利用に重点を置く。対象には、トルクレンチや産業用ロボットなどの工具から、オフィスチェア、アルミホイールなどの車両サービス交換部品まで幅広く含まれる。


《森脇稔》

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