ランボルギーニの新型スーパーカー『テメラリオ』、1台限りのクリスタルペイント仕様を公開…320時間の手作業で実現

ランボルギーニ『テメラリオ』のワンオフモデル「アド・ペルソナム」
ランボルギーニ『テメラリオ』のワンオフモデル「アド・ペルソナム」全 10 枚

ランボルギーニは、スーパーカー『テメラリオ』のワンオフモデル、「アド・ペルソナム」を米国マイアミビーチで初公開した。

【画像】ランボルギーニ『テメラリオ』のワンオフモデル「アド・ペルソナム」

500人以上の顧客とVIPを招いた会場では、カスタマイズプログラム「アド・ペルソナム」の無限の可能性を示す特別な塗装と洗練されたカラー・トリムディテールを備えたユニークな1台が披露された。

新開発のツインターボV8ハイブリッドパワートレインを搭載するテメラリオは、1万回転まで到達可能な唯一の量産スーパースポーツカーとして、パフォーマンス、ドライビングの楽しさ、快適性を再定義している。

印象的なエクステリアには、革新的なクリスタルペイント効果を実現するため、320時間にわたる手作業による塗装が施された。ヴェルデ・ショック、グリージョ・マート、ネロ・ネメシスの3色を複雑なアーティスティックパターンにブレンドし、車の空力ラインを強調している。この仕上げは、サーキット走行を重視する顧客向けに、カーボンファイバーを広範囲に使用した軽量化パッケージ「アレッジェリータ」のエンジニアリングを際立たせている。

インテリアでは、グリージョ・オクタンスのスポーツシートにヴェルデ・スキャンダルのアクセントが施されている。クリスタルペイント効果はキャビン内にも再現され、スタート・ストップフラップにはエクステリアと同じカラートリートメントが採用された。セレリア職人技の特徴的な要素として、シートのテメラリオロゴとリアウォールのブルエンブレムは、エクステリアのクリスタルペイントパターンの複雑さを反映した技法で刺繍されている。この特別な仕様の独自性をさらに強調するため、キャビンにはアド・ペルソナムプログラムによる専用製作を証明するプレートが装備されている。

マイアミビーチでのワールドプレミアには、ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン会長兼CEOとフェデリコ・フォスキーニ最高マーケティング・販売責任者が出席し、ランボルギーニ・アメリカのアンドレア・バルディCEOも同席した。

ヴィンケルマン会長は「このテメラリオ アド・ペルソナムは、真の贅沢はパーソナライゼーションにあるという哲学の証。クリスタル塗装から手作りのインテリアまで、すべてのディテールが、ランボルギーニだけが提供できる創造性と職人技の深さを示している」と述べた。さらに「テメラリオは、画期的なテクノロジー、職人の技、アド・ペルソナムカスタマイズの自由が融合するランボルギーニの未来の最も大胆な表現。この車は単に境界を押し広げるだけでなく、スーパースポーツカーが何であるかを再定義する」と語った。

テメラリオは、イタリア製の卓越性の象徴であるランボルギーニのサンタガタ・ボロネーゼ本社で設計・製造されている。同施設では、最先端のプロセスと細心の職人技を通じて、イノベーション、テクノロジー、サステナビリティが融合している。顧客への納車は2026年第1四半期に開始される予定で、モデルの新たな章の始まりを告げる。

公開に合わせて、この特別仕様車はランボルギーニのデジタルエンゲージメントハブ「ファスト・フォーワールド」にも起用され、専用の1対1デジタルツインにより、ユーザーはプラットフォームのコンフィギュレーターを通じてすべてのディテールを探索できる。イベントでは、ゲストが新たに導入されたデジタルイニシアチブやコラボレーションを体験した。デジタル資産を保護するセキュアデバイス「レジャー・スタックス×ランボルギーニエディション」や、モカ・ネットワークと共同で作成され、所有権の検証と特別な体験へのアクセスを可能にする「ランボルギーニID」などが紹介された。さらに没入感を高めるため、ヴェサロシミュレーターが設置され、参加者はダイナミックな仮想ドライビングセッションを体験できた。

《森脇稔》

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