電磁誘導充電対応AMRで24時間稼働、倉庫自動化ソリューション構築…ウィフェリオンとパティカロボティクス

自律搬送ロボット「PTK1350」
自律搬送ロボット「PTK1350」全 2 枚

ドイツのウィフェリオンは、トルコのロボットメーカーのパティカロボティクスと提携し、自律移動ロボット(AMR)と電磁誘導充電を組み合わせたイントラロジスティクス向けソリューションを構築したと発表した。

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本取り組みでは、パティカロボティクスが開発した最大4トンの積載能力を持つ自律搬送ロボット「PTK1350」と、ウィフェリオンの電磁誘導充電システム「etaLINK 3000」を組み合わせることで、既存インフラへの大規模な改修を行うことなく、柔軟かつ効率的な物流自動化を実現した。

PTK1350は、磁気テープなどの走行用インフラを必要とせず、狭い通路や動的な環境下でも自律的に走行できる設計となっている。これにより、導入時の工事負担や運用制約を抑えつつ、倉庫や工場内の柔軟なレイアウト変更が可能となった。

PTK1350は連続稼働や高負荷な運用を想定しており、生産性と稼働率を維持するためには、頻繁な充電停止を必要としない充電戦略が求められる。その点で、「インプロセス充電」が重要な役割を果たす。

ウィフェリオンのetaLINK 3000は、電磁誘導方式による非接触充電を採用し、プラグや接点を用いずに充電を行う仕組み。充電パッドを倉庫内の要所に設置することで、稼働の合間に自動で短時間充電を行うインプロセス充電が可能となり、AMR充電のための長時間停止を削減できる。

また、etaLINK 3000は、全方向からのアプローチに対応する高い位置許容度を備えているほか、93%の高い電力伝送効率を実現している。

さらに、パティカロボティクスが開発したフリート管理ソフトウェア「Patika Fleet Manager」により、ロボットのバッテリー状態やタスクの進捗をリアルタイムで把握・管理することが可能だ。

今回の協業により、パティカロボティクスとウィフェリオンは、設備改修を最小限に抑えながら、稼働率向上、運用効率の改善、安全性の確保を同時に実現するイントラロジスティクス向けソリューションを提示した。両社は今後も、自律搬送と電磁誘導充電を組み合わせた持続可能な物流自動化の推進に貢献していく、としている。

《森脇稔》

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