F1世界チャンピオン4回のマックス・フェルスタッペン選手が、雨に濡れた富士スピードウェイでスーパーGTのGT500車両に初めて乗り込み、日本人プロドライバー三宅淳詞選手のラップタイムをわずか2周で上回った。
この走行は、5月14日~17日に開催されるADACラヴェノール・ニュルブルクリンク24時間レースへの準備として行われたもので、レッドブル・モータースポーツのユーチューブ動画として公開が開始された。
今回使用されたGT500車両は約650馬力を発生し、高いダウンフォースを持つ。スーパーGTの最上位クラスに位置するマシンだ。三宅選手は2020年にプロデビューし、2024年にGT500クラスへステップアップ。同年のGT500ランキングで3位に入った27歳のドライバーで、富士スピードウェイでの優勝経験も持つ。三宅選手は濡れた路面でのアタックラップ1周目に1分45秒453を記録し、2周目に1分44秒075までタイムを縮めた。
Max Verstappen vs Super GT imagery taken in Japan.
フェルスタッペン選手はアウトラップで車両の感触をつかみ、最初のアタックラップでは三宅選手のタイムに0.1秒差まで迫った。続く2周目では第1セクターで0.920秒、第2セクターで0.511秒、第3セクターで0.229秒それぞれ上回り、1分42秒290というタイムをマーク。三宅選手のベストを1.785秒上回った。
フェルスタッペン選手は走行後、「最初のラップはもう少しできると思った。2周目に1分42秒を出したら、さらに雨が強くなってコーナーがかなりトリッキーになった。スロットルやブレーキの使い方、ステアリングの感覚、タイヤのグリップをつかむのが大事だった。本当にクールな体験だった」とコメント。ニュルブルクリンク24時間については「初めての本格的な24時間レースをとても楽しみにしている。できる限り準備を整えたい」と意気込みを語った。
三宅選手は「世界チャンピオンなので驚いたが、同じ車でどれだけ違う走りをするか興味があった。雨だったのは残念だったが、実際にその速さを目の当たりにできて、とても興奮したし楽しかった」と話した。




