ロームは5月13日、2025年度通期業績を発表した。売上高は前年度比7.3%増の4811億円、営業利益は108億円となり、前年度の営業赤字から黒字転換した。いっぽう、SiC事業の固定資産を中心とした減損損失を計上したことで、純利益は1584億円の赤字となった。
決算ハイライトでは、売上増加や償却費を中心とした固定費削減が営業利益改善に寄与したと説明。金価格高騰による変動費負担増があったものの、構造改革の効果が徐々に現れてきたとしている。
●自動車向け売上が半分
2025年度の売上構成比では、自動車向けが49.2%と最大を占めた。市場別売上は、自動車が前年比5.8%増、産機が7.0%増、民生が13.0%増となったいっぽう、通信は7.0%減となった。セグメント別では、LSIが7.1%増、半導体素子が9.7%増だった。



