日野自動車、大型・中型路線バスを改良発売…安全性能・環境性能を強化

・日野自動車は大型路線バス「ブルーリボン」と中型路線バス「レインボー」を改良し、フロントブラインドスポットモニターや電動パーキングブレーキ(EPB)などを全車標準装備とした。

・4HK1エンジンの改良と低転がり抵抗タイヤの組み合わせにより、全車型で2025年度重量車燃費基準(JH25)に適合し、ブルーリボンのBR5カテゴリーでは基準値を5%上回る燃費性能を実現した。

・7インチメーターディスプレイや外気導入クーラーの採用により、乗務員・乗客の快適性と車内換気性能も向上させた。

日野ブルーリボン
日野ブルーリボン全 4 枚

日野自動車は、大型路線バス『ブルーリボン』と中型路線バス『レインボー』を改良し、販売を開始した。

【画像全4枚】

今回の改良では、安全性能・環境性能・快適性の3点を重点的に強化している。

■安全性能の向上

ブラインドスポットモニターブラインドスポットモニター

全車に標準装備されるフロントブラインドスポットモニターは、車両前方の歩行者や自転車を検知する機能だ。あわせて、交差点での右左折時に横断歩行者や車両を検知する「出会い頭警報」も採用し、発進時や交差点通過時の事故予防に貢献する。

また、ドライバー異常時対応システム(EDSS)と連動する電動パーキングブレーキ(EPB)も全車標準装備となった。EDSSによる車両停止後、自動でパーキングブレーキが作動し、停車後の安全性を高める。

日野ブルーリボンには、ホイールナットの緩みによる異常な回転むらを検知し、車輪脱落の前にドライバーへ警告する「車輪脱落予兆検知システム」も搭載された。

■環境性能・商品性能の向上

日野レインボー日野レインボー

4HK1エンジンは燃焼性能の最適化と吸排気系の改良により、燃費性能とトルク性能を向上させた。低転がり抵抗タイヤとの組み合わせにより、日野ブルーリボン・日野レインボーの全車型で2025年度重量車燃費基準(JH25)に適合している。日野ブルーリボンのBR5カテゴリー(路線バスの14t超16t以下)では、基準値を5%上回る燃費性能を実現した。

■快適性・利便性の向上

運転席まわりには7インチメーターディスプレイを採用し、視認性を向上させた。ステアリングスイッチ付きステアリングホイールにより、各種設定・操作の利便性も高めている。また、外気導入クーラーの採用により車内換気性能が向上し、より快適な車内環境を実現した。

■車両概要(代表車型)

日野ブルーリボン(大型路線/都市型/中乗り、型式:2WG-KV290Q5-QN7)は、4HK1-TCHエンジン(169kW/230PS)、6速AT、乗車定員87人で、価格は3315万9390円(消費税抜き3014万4900円)。

日野レインボー(中型路線/都市型/中乗り、型式:2WG-KR290J6-PN7)は、4HK1-TCSエンジン(153kW/208PS)、6速AT、乗車定員61人で、価格は2976万8200円(消費税抜き2706万2000円)。

公式サイトの商品ページは9月中旬頃に本モデルの情報へ更新される予定だ。

《森脇稔》

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