豊田自動織機、国内初のマルチロードハンドラー仕様の自動運転フォークリフト出展…国際物流総合展2026

トラック荷役対応自動運転フォークリフト(マルチロードハンドラー仕様)
トラック荷役対応自動運転フォークリフト(マルチロードハンドラー仕様)全 1 枚

豊田自動織機は、9月8日(火)から9月11日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2026」に、国内初のマルチロードハンドラー仕様トラック荷役対応自動運転フォークリフト「Rinova Autonomous」を出展する。

サントリーロジスティクスと豊田自動織機は、埼玉県さいたま市の「サントリーロジスティクス浦和美園配送センター」において、豊田自動織機が開発した「Rinova Autonomous(リノバ オートノマス)」を用いた実証実験を、2026年11月より開始する。

マルチロードハンドラーとは、フォークの数を2本と4本に切り替えられる装置で、1台のフォークリフトで1パレット搬送と2パレット搬送の両方に対応できる。マルチロードハンドラーを搭載した3D-SLAM誘導方式のトラック荷役対応自動運転フォークリフトは、国内初となる(豊田自動織機調べ)。

飲料業界では、保管・搬送効率を高めるため、2つのパレットを同時に搬送できる4本フォーク仕様のフォークリフトが広く使われている。一方、トラックへの積み込み時や工場への搬入時など、条件によっては1パレットのみを2本フォーク仕様で搬送する必要があり、1台でフォーク数を切り替えられるニーズがあった。

「Rinova Autonomous」の特長は、

・1パレット搬送と2パレット同時搬送の両方に対応

・3D-LiDARでトラックの位置や荷台を検知し、積み付け位置を特定

・3D-SLAM誘導方式によるガイドレスな自動運転

・ディープラーニング技術を活用し、マーカーなどの目印なしでパレットの位置・姿勢を検出

・フォークの差し込みから積み込みまで、アプローチ経路を自動生成

・作業計画に従いフォーク本数を自動で切り替え

、となる。

サントリーロジスティクスは2021年から浦和美園配送センターで豊田自動織機との協業により入庫製品格納作業の自動化を実現してきた。しかし、トラックへの積み込みや荷おろしは人による作業が続いていた。この自動運転フォークリフトが実稼働すれば、荷おろしから格納・保管・積み込みまで一連のフォークリフト作業を全て自動化できる。

両社は2028年9月以降の実稼働(稼働場所未定)をめざし、物流業界の人手不足や高齢化といった社会課題の解決に貢献していく。

《森脇稔》

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