ホンダ『シビック タイプR』改良新型は表情変化、足回りも再チューン…米国先行発表

・改良新型シビック タイプRは315馬力を維持しつつ、フロントデザインの刷新とエンジン冷却性能の向上を実現した

・フロントシートに初めてシートヒーターを採用し、Google built-in(Google Gemini・Google Maps・Google Play)も初搭載した

・シビック タイプRは1997年の日本デビューから30周年を迎え、6世代にわたって進化を続けている

ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)
ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)全 10 枚

ホンダは、高性能ハッチバック『シビック タイプR』の改良新型を米国で先行発表した。

【画像】ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)

アメリカで最も売れているホットハッチとして知られる同モデルは、よりアグレッシブなフロントデザイン、エンジン冷却性能の向上、運転性能の改善、そして快適性を高めた室内装備を備えて刷新された。

シビック タイプRは1997年に日本でデビューして以来、今年で30周年を迎える。6世代にわたって進化を続けてきたグローバルなパフォーマンスアイコンだ。

同クラスで唯一、マニュアルトランスミッションのみを設定するシビック タイプRは、アナログな運転体験を求めるドライビングエンスージアストに向けた1台だ。改良新型は10月からホンダの米国ディーラーへの配車が始まる。

■スタイリング・冷却・走行性能の向上

最高出力315hpを発生するターボチャージャー付きK20Cエンジンは、アメリカで販売されるホンダ市販車の中で最も高出力だ。エンジンはオハイオ州のアナ エンジン プラントで引き続き生産される。

ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)

改良新型はフロントフェイシアをより攻撃的なデザインに変更し、フロントスプリッターを深くすることでダウンフォースを増加させた。グリル開口部も拡大し、エアフローの乱流を低減することでエンジン冷却性能を高め、サーキット走行時のパフォーマンス持続性を向上させた。

+Rモードのサスペンションダンピングを最適化し、路面追従性の向上と突き上げ感の低減を実現。レブマッチシステムはエンジンレスポンスが速くなり、よりスムーズなシフトダウンが可能になった。ブレーキペダルにはヨークスプリングを追加し、より直接的なブレーキフィールを実現している。

ボディカラーは新色「メテオライト グレー メタリック」を含む4色を設定。「ブースト ブルー パール」「ソニック グレー パール」、そしてホンダのレーシングヘリテージカラー「チャンピオンシップ ホワイト」も引き続き用意される。

■室内の快適性と質感を向上

ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)

室内では、フロントスポーツシートに初めてシートヒーターを採用した。3段階の温度調節が可能で、幅広いコンディションでの快適性を高めた。シート表皮には新たなパーフォレーションデザインと黒いストライプを加え、高G走行時の体の滑りを抑えつつ通気性も確保している。

インストルメントパネルとフロントドアには高級素材「ウルトラスエード」を採用。フロントウインドウへの映り込みを低減し、視認性を向上させた。アルミ製シフトノブやドアハンドル、コンソールトリムはよりレーシーなダークグレー仕上げとなった。また、自動防眩ルームミラーを新たに採用し、夜間走行時の快適性を高めた。

■テクノロジーの拡充

ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)ホンダ『シビック タイプR』改良新型(米国仕様)

改良新型では「Alexa built-in」に加え、シビック タイプR初となる「Google built-in」を搭載。Google Gemini、Google Maps、Google Playに対応し、より高度な音声対話と接続性を実現した。センターコンソールにはUSB-Cポートを2基追加している。

これらの刷新により、改良新型シビック タイプRは走行性能、プレミアムデザイン、日常使いの利便性という3つのバランスをさらに高めた1台となった、としている。

《森脇稔》

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