EIS機能搭載バッテリ監視IC、EV向けに2027年1月にサンプル提供開始…ヌヴォトン

ヌヴォトン テクノロジーのEIS機能を搭載した26セル対応バッテリ監視IC「KA85010UA」
ヌヴォトン テクノロジーのEIS機能を搭載した26セル対応バッテリ監視IC「KA85010UA」全 1 枚

ヌヴォトン テクノロジージャパンは、EIS(電気化学インピーダンス分光法)機能を搭載した26セル対応の第6世代バッテリ監視IC「KA85010UA」のサンプル提供を2027年1月より開始すると発表した。

自動車の電動化や蓄電システム(ESS)の普及に伴い、バッテリは社会インフラを支える基幹部品となっており、安全性確保の重要性が高まっている。特に大容量・高出力化が進むバッテリシステムでは、セルの内部短絡や異常発熱などの兆候を早期に検知し、重大な故障や事故を未然に防ぐ技術への需要が増している。

従来のバッテリシステムでは電圧・電流・温度を測定してバッテリの状態を推定するが、内部で進行する状態変化を直接捉えることは困難だった。EIS測定はバッテリ内部の状態変化をインピーダンス特性として定量的に捉えられるため、SOH(劣化状態)や内部温度の推定、セル異常の予兆検知への活用が期待されている。しかしこれまでは専用測定器を用いた実験室環境での評価が中心で、アプリケーションへの実装には発熱・ノイズ対策や解析アルゴリズムの開発など多くの課題があった。

《森脇稔》

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