AIに相談してからの来店が増加中! お店では、その答え合わせをじっくりと![音響&電装の困り事にプロが一発回答!]第4回

『ピットハウスコスギ(香川県高松市)』にて製作されたオーディオカーの一例。
『ピットハウスコスギ(香川県高松市)』にて製作されたオーディオカーの一例。全 3 枚

全国各地で“音のプロ”、すなわち「カーオーディオ・プロショップ」がさまざま活躍している。なおそれらは、音響以外の分野でもカーライフのサポートが可能だ。で、当連載では今そこにどんな“困り事”が持ち込まれているのか、そしてその解決法までをリポートしている。

【画像全3枚】

今回は、香川県高松市にて店舗を構える人気ショップ、『ピットハウスコスギ』の古杉さんに話を訊いた。

AIに相談すると“DSP”の追加を薦められることが多く、このニーズが拡大中!

早速、『ピットハウスコスギ』の古杉さんに、最近はどのような“困り事”が持ち込まれることが多いのかを訊ねると…。

「当店の場合は、ご相談内容は多岐にわたります。乗り心地を良くしたいとのことで足回りに関するご相談を受けることもありますし、車内静音やカーセキュリティについてのご相談もここ数年ずっと一定数ありますし。そしてオーディオに関しては、純正オーディオの音に物足りなさを覚える方が増えていますね。

ところで最近は、まずはAIに相談されてから来られる方が多いです。ここに来て特に増えました。時代の移り変わりを感じています(笑)。

なおAIに相談すると、“パワーアンプ内蔵DSP”の追加を薦められるケースが多いようです。なので、“パワーアンプ内蔵DSP”を付けたいと言って来られる方がとても多くなってきました」

『ピットハウスコスギ(香川県高松市)』にて製作されたオーディオカーの一例。『ピットハウスコスギ(香川県高松市)』にて製作されたオーディオカーの一例。

AIに“DSP”を薦められてもその理由の理解が不十分なことも。そこはプロに要確認!

「実際、“パワーアンプ内蔵DSP”の追加は有効です。なので、その必要性を知ってから来られる方が増えているこを、とても嬉しく思っています。

ただ、なぜ必要なのかを十分に理解されていない方も少なくないです。その場合にはじっくりとご説明させていただいています。また、欲しい製品をご指名される方もいらっしゃいますが、すでに廃番になっているケースも少なくないです。AIの情報は少し古い傾向が伺えます。

あるいは、AIにはこう言われたのだがプロの見解はどうなのかとおっしゃる方もいらっしゃいます。そのようなスタンスでお越しいただけるのが、一番有り難いですね。ご説明もしやすいですし。

なお、もっともお薦めなのは“パワーアンプ内蔵DSP”の追加と“スピーカー交換”の同時施工です。でも必ずしも同時でなくても大丈夫ですし、“スピーカー交換”から始められるのもアリです。しかしいつかはその両方を実行されると良いですね。それぞれの効果が一層引き出されますから」

『ピットハウスコスギ(香川県高松市)』にて製作されたオーディオカーの一例。『ピットハウスコスギ(香川県高松市)』にて製作されたオーディオカーの一例。

“パワーアンプ内蔵DSP”の追加が音に効くその理由は、主には2つ!

「ちなみに“パワーアンプ内蔵DSP”の追加が音に効く理由は、主には2つあります。まず1つ目は、詳細なサウンドチューニングを行えるようになるからです。車室内には音響的な不利要因がいくつかありますが、“DSP”を使うとそれらへの対処が可能になります。

そしてもう1つは、音楽を聴くときに純正メインユニットの影響を切り離せるからです。“パワーアンプ内蔵DSP”にスマホなりポータブルオーディオプレーヤーなりをダイレクトに繋げば、システムの最上流からスピーカーの手前までを刷新できます。

なので“パワーアンプ内蔵DSP”を取り付けた際には、スマホを純正オーディオに繋いで再生するときの音とダイレクトに繋いだときの音を聴き比べていただいています。そうすると皆さん、音の違いに驚かれます。それほど純正メインユニットは音的にイマイチなんです。多くの方に、そうであることを知っていただきたいと思っています」

この話をさらに詳しく訊きたいと思った貴方は、お近くならばぜひ『ピットハウスコスギ』まで。

《太田祥三》

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