ジェイテクトは11月2日、田戸岬工場(愛知県高浜市)の自動車部品生産ラインでフィジカルAIを活用した実証を行い、部品を取り出す作業の成功率97.1%を達成したと発表した。従来制御に比べて12.1ポイント向上し、平均サイクルタイムも16%短縮した。
実証は、アップステージAI、カラクリとの共創活動として、「フィジカルAI開発支援プログラム by AWSジャパン」のもと、2026年3月19日から8月31日まで実施した。対象は田戸岬工場のCVJ生産ラインで、無作為に置かれた部品を取り出す「ランダムピッキング工程」だ。
この工程では、部品の位置や姿勢が一定でないため、高度な認識能力と柔軟な動作制御が必要となる。従来の制御では環境変化への対応に限界があり、生産性向上が課題となっていた。



