輸入車業界注目の買収劇--オートトレーディングの一手

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並行輸入で急成長中のオートトレーディングルフトジャパン(南原竜樹社長、本社:愛知県)は、“イタフラ”車販売の老舗で経営再建中のチェッカーモータース(兼子眞社長、本社:東京都世田谷区)を10億円で買収、輸入車の正規販売に進出する。

チェッカーが販売権を持つ伊フィアット・アルファロメオと仏プジョーの継続販売をインポーターと交渉中で、すでにフィアット日本法人とは「フィアット・アルファロメオ車の並行輸入中止」を条件に販売継続で合意している。

オートトレーディングはソフトバンク系の投資会社や日本マクドナルドの主要株主である藤田商店、自動車販売業界では成長株として有名なホンダベルノ東海なども出資しているベンチャー企業。アルファロメオ『147』やメルセデスベンツ『Cクラス』を正規輸入店より早く日本導入して話題になった。最近ではポルシェ『GT2』の予約を受け付けている。

今後はインポーターを刺激しないよう、正規販売に進出する車種の並行輸入は中止する計画だが、顧客第一主義で急成長中だけに、単なる正規ディーラーでは終わらず、新たなビジネスを展開する可能性が高い。

《編集部》

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