【デトロイトショー2003続報】日産『クエスト』はカトリーナのために…実在人物がターゲット

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【デトロイトショー2003続報】日産『クエスト』はカトリーナのために…実在人物がターゲット
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日産『クエスト』では、商品イメージを明確にすべく、実在する一人のターゲットカスタマーを設定して開発が進められたという。以前、日産ではよく似たユーザー設定手法として、実在しないグループをSUVの『エクステラ』に用いたこともあるが、特定の人物を使ったのは初めてだという。

名は「カトリーナ」。アメリカ在住の35歳のドイツ人女性で、夫と2人の子供の4人家族。職業は医者、マッキントッシュの『i-Mac』を愛用し(開発当時に流行っていた)、イタリアンテイストのインテリアを好む。1976年式のジープ『チェロキー』が好きで、一般的な母親が乗るようないわゆる「マミーミニバン」には飽き飽きしている。

カトリーヌは、多くのターゲットカスタマーを集めたユーザークリニックのメンバーから選ばれた。こうしたユーザー像に対し、デザインを担当したアルフォンゾ・アルバイザ氏は、「彼女は洗練されており、とてもモダン。クエストの目指していたものに合致していた」と語る。

アルバイザ氏は「ミニバンとは、実はエキサイティングなもの。大胆でダイナミックな新しいクエストにカトリーナも満足している。また今までのクエストはフォードとの共同開発だったものであり、今回日産の単独開発にあたり、日産らしいイノベイティブなデザインを目指した」と話す。

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《レスポンス編集部》

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