マツダのルイス・ブース社長は、『RX-8』報道発表会において、「マツダには夢が2つあった。それが実現した」と語った。一つはロータリーエンジンで、二つ目はそれを搭載したスポーツカーである。
RX-8には「レネシス」と呼ばれる新開発のロータリーエンジン(654cc x 2ローター、210PSまたは250PS)が搭載される。ブース社長は「マツダには40年以上におよぶローターリー技術の歴史がある。レネシスはその歴史が結実した、コンパンクでパワフルなエンジンだ」という。
さらに実現した二つ目の夢がRX-8だ。「RX-8はレネシスエンジンのおかげで成立したスポーツカーだ。RX-8の発表はマツダにとって偉大な一歩となる。なぜならマツダのブランドフアイコンとなるクルマだからだ」とブース社長。