オートバックス・セブンの住野公一CEOは「将来的には他のクルマ、しかもオートバックスだけでしか購入できないスペシャルバージョンのクルマを扱いたい」と目標を語った。そしてそれはスズキのクルマに限らず、他メーカーのクルマを扱う可能性もあるという。
「今回の『ラパン・ベネトン』は軽自動車ですから、クルマのヒエラルキーみたいなもので考えると底辺は埋まったことになります。頂点に輝くのはもちろん『ガライヤ』です。そうなってくると“それじゃあ真ん中の部分には何が入るんだ?”と言いたくもなるでしょう。実は将来的に埋めたいのはその部分です」
「ガライヤは超ハイエンドモデルというか、もはや一般向けではない。私たちにとっても象徴的なクルマです。買いたくてもそう簡単に買えないし、あれこれと手直しを繰り返しているからまだデリバリーも始まっていない(苦笑)。だけどその下に位置し、オートバックスの主力購買層である20〜30歳代の若い男性にアピールできるクルマを扱いたいという夢はある。そのための話をいくつか進めていますが、具体的なことはまだ何もお話できません。口にチャックです」と住野CEO。