ニューヨークオートショーがいよいよ開幕だが、そのオープニングの目玉となったのがキャデラックの『CTS-V』。シボレー『コルベット』から移植した400HPの「LS6」エンジン搭載のスーパーキャディだ。これはキャデラックがかねてから発表していたハイパフォーマンスライン、「Vシリーズ」の第一弾となる。
GMのマーク・ラヌーブ氏によると、VシリーズはBMWのMシリーズやメルセデスのAMGモデルなどと肩を並べる、ラグジュアリ−スーパースポーツラインを打ち出すために企画されたものだという。
キャデラックでは今後すべてのモデルにこうしたハイパワーバージョンや限定モデルなどを投入し、ブランドイメージの向上を計る予定だという。特に期待が集まっているのは『XLR』ロードスターや『STS』セダン。果たしてドイツ車のパフォーマンスとクオリティに対抗できるアメリカ車が本当に実現するのか、今後のキャデラックには注目だ。