【東京ショー2003出品車】燃料電池バイク---ヤマハ発動機

自動車 ニューモデル モーターショー

ヤマハ発動機は2日、東京で各事業分野の「技術説明会」を開き、2輪車用の燃料電池システムを公開した。実際に2輪車に搭載した試作車も製作済みとしており、今秋の東京モーターショーにも参考出品される見通しだ。2輪車も燃料電池システムの開発競争が加速することになりそうだ。

ヤマハのシステムは、扱いやすいメタノールを燃料とする方式。試作車はガソリンエンジンだと125ccに相当する小型車クラス。発電した電力をいったん蓄電池に貯めてモーターを回す方式で、ハイブリッド車でいえば「シリーズ方式」に相当する。同社では回生エネルギーを蓄電する方式も研究しているという。

燃料電池スタックは、外部のメーカーに生産を委託している。また、市販化時期については「自動車と同様、コストが極めて高いので、具体的に提示できる段階にない」(中島邦彦常務)としている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る