【デザイナーインタビュー】アウディの顔を変えた…和田智

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【デザイナーインタビュー】アウディの顔を変えた…和田智
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「アバンギャルドではなく、あくまでもシンプルに、そしてピュアに」。これからのアウディデザインについて和田智シニアデザイナーは語る。今やブランドイメージの牽引役と言ってもよいであろうデザイナーは、アウディをこれからどこへ導くのだろうか。『A3』の日本発表に合わせて来日した和田シニアデザイナーに尋ねる。

【画像全16枚】

●プレミアムブランドとしての顔と宿命

---日本出身で、日本メーカーで働いていた和田さんがアウディに移籍した理由は何だったのでしょうか。また、アウディの魅力はどのような点だとお考えですか。

和田 アウディのスーパークオリティに惹かれました。アウディに来て感じたことは、クオリティとデザインは一心同体のものである、ということです。クリーンでシンプルである。しかし特徴がある。ポジティブテンションとオーガニック、それらが高い水準でバランスを保っているんです。そこが魅力ですね。

---アウディ車デザインは新しい“顔”を持ちつつあります。コンセプトカーが何台か現れ、量産車では新型A3が初めて。新しい顔の意味とねらいは何でしょうか。

和田 まずコンセプトカー『アバンティッシモ』から始まり、『パイクス・ピーク・クワトロ』で縦方向へのつながりを強調し、『ヌボラリ』で完全一体化されたこの「ダブル・グリル」は、フロントエンドに「縦のアイデンティティ」を与えています。

とにかく「強い顔」が欲しい。前の顔が、どうしても「弱い!!」と思っていたんですよ。 よりプレミアムな個性を与えたい、グリルを1つにしたい、というシンボル性を求める希望はデザイナーの中に常にあった。それを徐々にやっていくという手法ですね。急には変えない。これがプレミアムブランドとしての宿命です。

2/4●モダニズムとファンクション
3/4●上から見るアウディ、日本車にない価値観
4/4●A3の日本発表会場で見たこと

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