【会田肇が解説】ケンウッドHDD『HDX-710』…スカイクルーズ&ココセコム

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇が解説】ケンウッドHDD『HDX-710』…スカイクルーズ&ココセコム
【会田肇が解説】ケンウッドHDD『HDX-710』…スカイクルーズ&ココセコム 全 5 枚 拡大写真

●HD容量アップで「MUSIC CELLAR」さらに便利

HDDはHDX-700の16GBから20GBへと大幅に容量アップされた。この余裕は、前モデル・HDX-700で好評だった音楽データをHDDへ転送する「MUSIC CELLAR」機能の実用性をさらに高めるものとして使われている。

この機能はケンウッド・オリジナル音楽圧縮フォーマット「KSF」のアプリケーションを使い、メモリースティック経由でHDDへ転送・保存するというものだが、ユーザー領域として6GBを確保することで約1000曲もの圧縮音楽データがHDDに保存できるようになっている。

音質面でもD/Aコンバータの電源を強化してノイズの影響を排除したり、基準電圧の安定化など電気回路の設計変更などによってS/Nを約13dB程度アップしたという。音楽データのフォーマットはMP3に近いものではあるが、ここまでS/Nをアップさせればそのクォリティには期待が持てそうだ。

ただ、今やHDDナビの多くはCDを再生すれば直接HDDに録音できるようになっている。その意味ではPCを経由する必要があるこの機能は、使い勝手として今ひとつなのは否めない。

本機がカーナビ単体としても使えるような設計となっていることで、その制限があるのはやむを得ないことではあるが、いずれにしても録音した音楽データを再生するにはオーディオとの組み合わせが必要だし、組み合わせるオーディオで再生すればそのまま録音できるようなシステムにもすべきだったように思う。

1/5●好評機能を好評機種に
2/5●スカイクルーズビューきれい、使える
4/5●タッチパネル改良
5/5●信頼と定評の「Zactionmecha」

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 続きを読む

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る