【WRCラリージャパン】日本初の世界選手権をふりかえって

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【WRCラリージャパン】日本初の世界選手権をふりかえって
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●期間中の交通事情あれこれ

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まずはレンタカーだろう。もちろん自分の車で自走したりフェリーで観戦にくる人も多いが、帯広行きの飛行機が取れなかった人は、千歳、釧路、函館の便となり、そこからレンタカーで移動となる。また、報道陣や参加チームのスタッフなども一部のサービスカー以外はレンタカーが貴重な足となっていた。

たとえば、どのホテルの駐車場も8割くらいが「わ」ナンバーのレンタカーで埋め尽くされていた。十勝地方のレンタカー(とくに乗用車)はすべて出払っていたといわれている。乗用車だけでなく、参加チームがサービスカーとしてトラックやワゴンなどをレンタルすることもある。大会事務局はメーカーやスポンサーが提供してくれたオフィシャルカーも含めてだが160台のレンタカーを使用していたそうだ。

ピンポイントで使えばレンタカーより安くつくので、報道陣の中にはタクシーを貸切で利用していたものもいる。また、札内のスーパーSSと北愛国のサービスパーク間の移動は観客、報道陣、スタッフともにタクシーを頻繁に利用していた。

主催者手配のSS観戦ポイントへの送迎バスのほか、観戦パックツアーのチャーターバスも欠かせない交通手段となっていた。各SSの観戦ポイントは2,000人以上の観客が収容されるが、ツアー客は各ホテルから数台のバスでSSへのアクセスポイントに移動し、そこから各SS行きのバスに乗り換える。なお、大会事務局だけでも10台のバスをスタッフ専用にチャータしていた。

●経済効果を考える
●帯広を「ラリー特区」に
●壊すのはもったいない
●期間中の交通事情あれこれ
●人の動き

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《中尾真二》

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