【WRCラリージャパン】日本初の世界選手権をふりかえって

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【WRCラリージャパン】日本初の世界選手権をふりかえって
【WRCラリージャパン】日本初の世界選手権をふりかえって 全 10 枚 拡大写真

●期間中の交通事情あれこれ

まずはレンタカーだろう。もちろん自分の車で自走したりフェリーで観戦にくる人も多いが、帯広行きの飛行機が取れなかった人は、千歳、釧路、函館の便となり、そこからレンタカーで移動となる。また、報道陣や参加チームのスタッフなども一部のサービスカー以外はレンタカーが貴重な足となっていた。

たとえば、どのホテルの駐車場も8割くらいが「わ」ナンバーのレンタカーで埋め尽くされていた。十勝地方のレンタカー(とくに乗用車)はすべて出払っていたといわれている。乗用車だけでなく、参加チームがサービスカーとしてトラックやワゴンなどをレンタルすることもある。大会事務局はメーカーやスポンサーが提供してくれたオフィシャルカーも含めてだが160台のレンタカーを使用していたそうだ。

ピンポイントで使えばレンタカーより安くつくので、報道陣の中にはタクシーを貸切で利用していたものもいる。また、札内のスーパーSSと北愛国のサービスパーク間の移動は観客、報道陣、スタッフともにタクシーを頻繁に利用していた。

主催者手配のSS観戦ポイントへの送迎バスのほか、観戦パックツアーのチャーターバスも欠かせない交通手段となっていた。各SSの観戦ポイントは2,000人以上の観客が収容されるが、ツアー客は各ホテルから数台のバスでSSへのアクセスポイントに移動し、そこから各SS行きのバスに乗り換える。なお、大会事務局だけでも10台のバスをスタッフ専用にチャータしていた。

●経済効果を考える
●帯広を「ラリー特区」に
●壊すのはもったいない
●期間中の交通事情あれこれ
●人の動き

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 続きを読む

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
  5. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る