【決算見通し】絶好調、まあまあ、ダメ…差が開いてきた

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【決算見通し】絶好調、まあまあ、ダメ…差が開いてきた
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●悪化2社に光明が見えた

1人カヤの外なのが、三菱自動車工業である。国内・米国・欧米の主要3市場で軒並み売上が落ち込んでおり、1月28日に下方修正。売上高は2兆350億円、最終赤字は4720億円を見込んでいる。アジア市場が黒字となった点、『コルト』『コルトプラス』の販売が目標を上回った点は好材料といえるが、経営再建に向け依然前途多難の状況に変わりはない。

富士重工業も厳しい決算を迫られそうだ。販売台数は伸ばしたが、収益性の低い軽自動車の構成比が高まったことで採算が悪化した。『レガシィ』の販売が落ち込んだ一方で、軽自動車の『R2』などが伸びた。

円高も減益要因となったため、4−12月期の経常利益は前年同期比34%の大幅マイナス。通期予想を経常利益を前期比24%減の430億円(従来予想470億円)、純利益を28%減の280億円(同320億円)に引き下げた。

●乗用車7社が過去最高益更新へ
●悪化2社に光明が見えた
●軽自動車は好調続く
●海外市場はもはや不可分
●上方修正トラック3社、実は明暗分かれる

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《山口邦夫》

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