【神尾寿のアンプラグドWeek】W31S に見る、音楽ケータイ本格化の兆し

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【神尾寿のアンプラグドWeek】W31S に見る、音楽ケータイ本格化の兆し
【神尾寿のアンプラグドWeek】W31S に見る、音楽ケータイ本格化の兆し 全 14 枚 拡大写真

●キラーアプリケーション

【画像全14枚】

デジタルカメラ内蔵が一般化した日本の携帯電話。業界内で次なるコンシューマー向けのキラーアプリケーションとして期待されているのが、音楽再生機能を搭載した「音楽ケータイ」だ。

実は携帯電話の“音楽機能”は目新しいものではない。

古くは着信メロディから始まり、メモリーカードに音楽を録音するシリコンオーディオプレーヤー機能や、音楽をダウンロード購入する音楽配信サービスも、2001年の段階で実験的な対応端末が携帯電話・PHSで数機種発売されている。

ソニーエリクソンや富士通製の一部の機種では、大々的にアピールこそしなかったものの、シリコンオーディオプレーヤー機能を搭載した端末をこれまでも投入していた。

なぜ今、音楽ケータイが注目されているかというと、それはやはりアップル『iPod』が牽引した「デジタル音楽」ブームの影響だろう。iPodがファッション誌にまで取り上げられる時代になり、一般層にまで認知・普及し始めた。

一方でパソコンの世帯普及率も6割を超えて、音楽CDの「リッピング(デジタル録音)」ができる人も増えている。また、auの着うたフルのように、手軽にデジタル音楽をダウンロード購入するサービスも広まってきた。

これらデジタル音楽を取り巻く環境が「底上げ」される中で、最も身近なデジタル機器である“ケータイで音楽を聴く”というスタイルが再注目されているのだ。

●キラーアプリケーション
●音楽ケータイの真打ち『W31S』
●音楽プレーヤーを意識したハードウェア
●国内外に広がる「音楽ケータイ」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 続きを読む

《神尾寿》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る