【2005年の10大ニュース座談会】世界が動いた! 日本が動かした!!

自動車 社会 行政
【2005年の10大ニュース座談会】世界が動いた! 日本が動かした!!
【2005年の10大ニュース座談会】世界が動いた! 日本が動かした!! 全 14 枚 拡大写真

【画像全14枚】

 自民党が衆議院選挙で圧勝

井元 順番は後で決めるとして、ベスト10候補を精査していこう。

高木 「愛・地球博」は大イベントでしたし、トヨタ博だというのはわかるのですが、これがどうクルマのニュースになるんですか。

三浦 トヨタは最初、愛・地球博にそんなに乗り気じゃなかったと思う。それが会場の用地開発の関係で「環境」がテーマになったら、「トヨタは環境に優しいメーカー」というメッセージに見事に利用した。それと豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長がITS世界会議で言ったんだけれども、ITS技術で渋滞がゼロだった。クルマで行かないイベントとして大成功。

佐藤 レクサスは成功したんですか。ちっとも町中で見かけませんよね。

三浦 いやいや、高級車なんだから、カローラみたいにバンバン走ったりはしないよ。G-Linkを標準装備して、専用の保険まで用意して……。2005年のトップニュースにはならなくても、トヨタの思惑通りの展開ではあるのかな。

井元 「道路特定財源の一般財源化」。自民党が衆議院選挙で大勝したからできた。高速道路民営化もこの流れだよ。

高木 日本経団連や自動車メーカーは自民党を支持していませんでしたか? 自工会は道路特定財源の一般財源化には反対していますよね……。

佐藤 「ガソリン高騰」は見出しに「マーケット変革」みたいな表現を加えましょうよ。BMWまでがハイブリッドを出してきたんですからね。

高木 「GM後退、トヨタと盟主交代」は今年じゃなくて来年でしょう。ビッグ3の退潮といってもフォードが落ちたのは去年だし。でも「GM後退」だけで今年のランキング入りしますね。

石田 だから富士重の株を手放して「トヨタ、富士重に資本参加」になったわけです。

高木 「シューマッハの天下終わる」はフェラーリのシューマッハ限定ですか? シューマッハ落ち、アロンソ、ライコンネン上がるっていう構造かな。

佐藤 バイク高速道路二人乗り解禁、大型バイクブーム。

石田 流行の主流はスクーターですよね。AT免許ができたことでスクーターが爆発的に売れた。これであとETCがきて。

NEXT ■危機感のない東京モーターショー

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 6
  8. 続きを読む

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新車世界販売 ホンダ4位に転落、スズキ2位に浮上へ、2025年度下期[新聞ウォッチ]
  2. 「日本一“ちょうどいい日産車”」小型セダン『セントラ』の進化に日本のファンも「気合い入りすぎw」と注目
  3. 「就職人気企業ランキング」総合トップは8年連続で伊藤忠商事、トヨタは42位に後退[新聞ウォッチ]
  4. ジャガーの名車『Eタイプ』がベース、930kgまで軽量化した「ライトウェイトGTR」発表
  5. 小さくてびっくり! 噂のメルセデスベンツ「ベビーGクラス」、ついに実車をスクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る