朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2006年2月21日付
●北米戦略車「CX-7」生産開始、マツダ(朝日・13面)
●05年広告費 5兆9625億円 2年連続増(毎日・10面)
●「自賠責、関心持って」小池栄子さんPR(産経・8面)
●車1000台、17億円相当盗む? パキスタンと日本の窃盗団、埼玉県警摘発(東京・31面)
●ハイブリッド車、トラックも普及拡大、日野自動車燃費1割向上、三菱ふそう今夏に初投入(日経・13面)
●ボッシュ 営業益10% 今期ブレーキ関連が拡大(日経・19面)
ひとくちコメント
電通によると2005年の日本の総広告費は5兆9625億円で前年比1.8%の増加。このうちインターネット広告費は2808億円で、前年比54.8%の増加となったという。きょうの朝日などが取り上げている。
調査結果によると、ネット広告費のうち、モバイル広告費は288億円、検索連動広告費は590億円となった。「ネット利用者の増加やブロードバンド回線の利用率の上昇などにより、媒体各社でも豊かな表現を可能にする大容量のバナー商品や大型スペースなどの販売が加速した結果、広告の単価が上がり、売上の増加につながっている」(電通)と分析している。
また、テレビ・新聞・雑誌・ラジオの2005年の広告費は、テレビが2兆0411億円(前年比0.1%減)、新聞が1兆0377億円(同1.7%減)、雑誌が3945億円(同0.6%減)、ラジオが1778億円(同0.9%減)。インターネット広告費がラジオを上回り、雑誌広告にも近づいている。