【新聞ウォッチ】梁瀬次郎さんを惜しむ 『サザエさん』とのエピソード

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年3月14日付

●円急騰99円台突入、株、日米欧で下げる(読売・1面)

●ドル売り止まらず、国内企業影響を懸念、トヨタ1円で350億円減益(読売・2面)

●F1きょう開幕、日本勢 目指せ表彰台(読売・23面)

●小枝共同会長退任し相談役、日産人事(朝日・13面)

●ダイハツの燃料電池「脱水素」W効果、テクノ最前線・環境編(朝日・15面)

●梁瀬次郎・ヤナセ名誉会長死去、輸入車販売の草分け(毎日・10面)

●22法人道路財源旅行、国交省所管 2法人は丸抱え(産経・2面)

●大学生の就職人気1位、理科系トヨタ5年連続(東京・8面)

●民主がスタンド支援策、「ガソリン」混乱に予防線(日経・2面)

●三井住友銀、マツダなどとフォード金融会社を買収(日経・7面)

●独VWの前期、業績回復、北米・日本のてこ入れ急務(日経・13面)

ひとくちコメント

ヤナセの名誉会長、梁瀬次郎さんが亡くなった。きょうの各紙にも「輸入車販売の草分け」(毎日)、「輸入車業界のドン」(日経)など、梁瀬さんの功績を取り上げている。

戦後、「いいものだけを世界から」というキャッチコピーを掲げながら、1ドル360円時代からベンツなどの高級輸入車に限らず、ファッション雑貨などのいわゆる「舶来品」を多く紹介した。

話し好きで1回のインタビューでは2 - 3時間を費やすこともあった。頑固で気むずかしい気質でもあったが、気分が乗ると30分を過ぎたころに秘書を呼びつけて「お紅茶を差し上げてください」と告げると、その後はエンドレス。ダンディーな趣味人でもあり、後継者の悩みからトレードマークの髭を一時剃ったことのエピソードまで思い浮かべれば限りない。

そんな梁瀬さんの秘話として案外知られていないのが、長谷川町子さんの傑作漫画『サザエさん』の発案者(?)だったこと。磯野家のように「3世代が仲良く同居できる暖かい家族が理想」のようだった。合掌。

《福田俊之》

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