【カーナビガイド'08夏】GARMIN nuvi250「日本のユーザーがGARMINの商品力アップに貢献」…開発者

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【カーナビガイド'08夏】GARMIN nuvi250「日本のユーザーがGARMINの商品力アップに貢献」…開発者
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バグフィックスだけでなく、機能追加にも積極的

----:昨年のインタビューでは、GARMIN製品の日本語版開発についてお伺いしましたが、今回はGARMINの特長とも言えるバージョンアップについてお聞きしたいと思います。nuvi250(07年11月発売)では発売から半年で2回、nuvi360(06年12月発売)では発売から1年半で6回のソフトウェアアップデートが実施されています。バグフィックスのみならず、機能追加も合わせておこなわれていますが、バージョンアップに対するGARMINのポリシーについておしえてください。

高橋:最新版の英語版のファームに合わせてバージョンが変更されます。最新のファームをベースに、バグフィックスや機能追加したものを日本語版の修正として入れ込みます。バージョン番号に公式な規則性はありませんが、ざっくりというと、小数点第2位での変更はバグフィックスなどの小変更、小数点第1位は機能追加といったケースが多いです。

----:ユーザーはどのようにバージョンアップを知ることができるのでしょうか。

高橋:バージョンアップのお知らせの仕方は、当社(いいよねっと)ホームページ上での告知と、メルマガ登録登録会員へのアナウンスです。メルマガ登録は、誰でも当社HP上で行えます。

----:頻繁にバージョンアップされているGARMINのPNDですが、バグや機能追加の取り込みからユーザーへの配布まで、どのような流れで行われているのでしょうか。

高橋:たとえば不具合の場合ですと、ユーザーから意見が上がってくると当社でまず検証して、再現性を確認します。その確認が取れれば、GARMINの台湾の開発拠点に確認を依頼、最終的にGRMINでも確認できれば、ただちに修正版の開発に入ります。戻ってきた修正版のプロトを当社で確認し、新しい正式版のファームを配布するという流れですね。

ユーザーからは機能アップの要望もいただいていますので、GARMINに報告する際には合わせて機能改善も出しています。たとえばnuvi250の場合、ある一定の広域以上の地図を表示している時は地名表示を出していなかったのですが、意見をいただいて表示させるようにしました。

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《北島友和》

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