国内最大級のショッピングセンター「イオンレイクタウン」に行ってきた

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国内最大級のショッピングセンター「イオンレイクタウン」に行ってきた
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かつてのデパート戦争

10月2日、埼玉県越谷市の市内東部、JR武蔵野線と東埼玉道路(国道4号線バイパス)が交差する地区に、国内では最大級のショッピングセンターとなる「イオンレイクタウン」がオープンした。東京ドーム5個分の広さに相当する敷地面積26万4161平方m、建物延べ床面積が36万4843平方mにも達する大型商業施設だ。

東埼玉道路を挟む2つの3階建てモール型商業施設、「KAZE(風)」と「MORI(森)」の建物が周囲を圧倒する。施設間は2階部分がブリッジでつながっており、ムービングウォーク(動く歩道)が備わるなど、バイパスの横断や雨天にも関係なく移動できるのが便利。

JR武蔵野線越谷レイクタウン駅に直結しているのと、8200台の駐車場と6200台の駐輪場の収容能力とあいまって、ショッピングセンターは連日大盛況。初日には30万人が押しかけるなど、連日大勢の来場者でごったがえしている。記者が取材した開業3日目の4日は土曜日もあってさらに大混雑。“食事難民”となるくらい、レストランやフードコートの食事ができない混雑が終日続いていたのが印象的だった。

施設オーナーであるイオングループでは、年間利用者を2500万人に設定。埼玉県はもとより東京都北部や千葉県西部からの来場も期待する。昨今関東地方では大手不動産会社などが運営する郊外型大型商業施設の開業が活発となっている。レイクタウンの近隣にも大型施設の開業準備が新たに進み、商圏の輻輳化もおきている。かっての都心におけるデパート戦争と同じ図式が郊外で起こっているのだ。

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《浜田拓郎》

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