トヨタ、レッドブル、フェラーリに続き、ルノーまでもがバジェットキャップの見直しを求め、撤退の可能性に言及した。
ルノーの声明によると、ルノー側はコスト削減というFIAのテーマには共感しているものの、同じ目的を達成しようとしているFOTA側からの提案を無視した形で物事を勧めているFIAの姿勢に不快感を感じているとのこと。
ルノーのバーナード・レイ社長は、「ルノーは常にF1をモータースポーツの頂点とみなし、高い技術力を披露する最高のステージであると評価してきた。今後もこのスポーツに従事する決意ではあるが、異なる2つのルールが適応されるチャンピオンシップに参戦することは不可能。もしこれらのルールが施行されるなら、われわれは今シーズン限りでの撤退を余儀なくされる」とコメントしている。