三菱ふそうトラック・バスは25日、大型トラック『ふそう』と乗合バス『ふそうエアロエース』の燃料供給ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年6月7日から2008年8月7日に製作された25台。
燃料供給ポンプの製造時加工が不適切なため、ポンプ内部に亀裂が発生し、燃料が漏れてエンジンオイルに混入するため、エンジン回転の上昇、エンジン停止および再始動不能となり、最悪の場合はエンジンオイルが漏れて火災に至るおそれがある。
全車両、燃料供給ポンプを良品と交換する。
不具合発生はなく、社内情報で発見した。事故は起きていない。
なお、この案件は昨年12月にリコールしていたもので、新たな原因が判明したため、対象車両を追加したもの。