国土交通省は26日、ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会を設置し、7月2日初会合を開くと発表した。
登録台数が増えているハイブリッド車や電気自動車は、構造的に音がしなくて危険と感じるという意見が自動車ユーザーや視覚障害者団体等から寄せられているため、その対策のあり方を検討する。
検討委員会は、学識経験者のほか、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車輸入組合、日本自動車連盟の自動車関係各団体、視覚障害者団体、消費者団体の代表らで構成。関係省庁として、国交省のほか、内閣府、警察庁からも参画する。
何らかの「音」を出すことで車両の存在を気づかせる対策が有力視されており、年内を目途に結論をまとめる予定だ。