【新聞ウォッチ】東京モーターショー、各社トップ「未来像」どう発信?

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月21日付

●露自動車大手破綻の危機 提携「日産・ルノー」に影響も(読売・2面)

●日産、住商とEV用電池再利用車価格抑制狙う(朝日・12面)

●三洋、車用電池量産へ、プラグインHV兵庫の工場増設(朝日・12面)

●中国、自動車生産1000万台突破、09年、世界一へ(朝日・13面)

●日航再建チーム負担500億円圧縮提案、銀行団は保留(毎日・1面)

●日本のCO2排出悪化、OECD平均初めて超過発電量当たり(毎日・3面)

●環境税年内に議論,財務相導入に前向き姿勢(毎日・6面)

●トヨタ「SAI」HV拡充回復へ加速「セダンの走り、レクサスより安く」ガソリン車低迷販売構成見直しも(毎日・7面)

●スマートフォン「来年度にも日本市場へ」LG日本法人社長(毎日・7面)

●床マット問題車,トヨタ自主改修へ最大7車種、380万台、米当局と対象車検討(東京・1面)

●太陽電池搭載車を開発、日産やホンダ、補助電源に活用(日経・11面)

●韓国で「トヨタ」ブランド プリウスなど4車種投入(日経・11面)

●「ポロ」全面改良、燃費を3割改善VGJ(日経・11面)

ひとくちコメント

24日からの一般公開に先駆けて、第41回東京モーターショーのプレスデーがきょう21日と22日の2日間、千葉・幕張メッセの会場内で行われる。

21日は乗用車・二輪車メーカーが中心で午前9時30分からの三菱自動車を皮切りに出展企業のトップが今回の展示概要や意気込みなどを内外の報道陣にアピールする。

例えば、トヨタ自動車は豊田章男社長が「Harmonious Drive 人と、地球と走る、あたらしい明日へ。」をテーマに、「環境」と「走る楽しさ」を中心にお披露目。また、日産自動車はカルロス・ゴーン社長が「ゼロエミッション」への取り組みなどを独特のパフォーマンスで訴える。

きょうの各紙は中国の09年の新車販売累計が1000万台を突破したと報じている。出展を見送った欧米の主要メーカーは「日本市場より成長著しい中国やインドなどの新興国市場を向いている」ことも事実。

各社とも時節柄、コンパニオンの動員数を大幅に減らす傾向で、カメラ小僧には物足りないショーになりそうだが、経費削減の厳しい経営状況の中で日本車メーカーがクルマの未来像などを世界に向けてどう発信するのかも興味深い。

《福田俊之》

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