フォード『トランジットコネクト』は欧州市場がメインの小型商用車で、2009年より北米への導入が開始された。今回のデトロイトショーで行われた北米カーオブザイヤーでは、トラックオブザイヤーを受賞、フォードは乗用車部門でも『フォーカス』が受賞しW受賞となったことでも話題となった。
トランジットコネクトは観音開きのリアハッチと両側スライドドアを採用する商用バン。全長4275mm&ロールーフのショートボディと全長4525mm&ハイルーフの2ボディを設定する。エンジンは136hpを発する2.0リットル直4ガソリンエンジンで、4ATが組み合わせられる。坂道での発進時にブレーキペダルから足を離しても、車両を2.5秒間固定するHLA(ヒルローンチアシスト)も装備する。
また、電気自動車仕様の『トランジットコネクトBEV』も2010年市販予定だ。