入賞圏内が8位から10位へと広がった今シーズン。フォース・インディアがいち早くその恩恵を受け、目標だった開幕戦入賞をバーレーンGP(14日決勝)で達成した。
ビタントニオ・リウッツィが9位入賞を果たしたことで、チームオーナーのビジェイ・マラヤ氏も大喜び。
「最高のスタートだ。開幕戦でポイントを獲得できたことは大変喜ばしい出来事。われわれには充分なペースがあるし、常に入賞圏内を目標としてきているが、それでも実際に達成できたときの喜びは特別なものがある。トニオはトップチームにも劣らない素晴らしいレースを魅せてくれた」
「エイドリアン(スーティル/12位)は残念ながらポテンシャルを思う存分発揮することができず悔しい思いをしたことだろう。だがシーズンは長いし、彼にはハングリーさがある。その時が来るまでさほど時間はかからないだろう」とマラヤ氏は次戦以降にもポテンシャルを発揮することに期待感を示している。