川崎重工業は29日、オートバイ『ZRX1200DAEG』のバックミラーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年2月24日 - 12月25日に製作された1402台。
左右のバックミラー内部の固定用ナット部へのロック剤塗布が不適切なため、走行中の振動等により固定ナットが緩み、後方の交通状況を確認できなくなるおそれがある。
全車両、固定ナットを点検し、ゆるみがあるものはバックミラーを良品に交換する。
不具合発生件数は9件で、市場からの情報と国土交通省からの指摘でわかった。事故は起きていない。