メルセデスGPのニコ・ロズベルグがF1マレーシアGPで3位に入り、チームに初めての表彰台をもたらした(4日)。前日の予選で2番グリッドを獲得したロズベルグ。2008年にも表彰台に上ったセパンで再び表彰台に立った。
「僕たちにとって最高の結果だよ。とても満足している。スタートは僕のミスもあり、あまりいいものではなかった。レッドブルに食らいつくのは難しいことだとは分かっていた。特に最初のスティントのソフトタイヤではタイムが伸びなかったから、クビサにもだいぶ近づかれたし、原因を究明する必要があるね。でもピットストップでタイヤを履き替えてからは、ずいぶん調子が良くなったよ」
「ペトロナスからサポートを受けている僕らにとって、ここはホームグランプリの一つだからね。ここではたくさんのサポートを受けたよ。初表彰台がここで実現したのも何かの縁だね。これまでにものすごくハードワークをこなしてくれたチーム全員に感謝したい。クレージーなほど働いたみんなにとって、この表彰台はご褒美だ」
「でもまだまだ僕らの目指す場所にたどり着けたわけではないから、これからもプッシュしつづけるよ。今日の結果は正しい方向への大きな一歩さ」と、ロズベルグはコメントしている。