【新聞ウォッチ】ホンダ、PHVとEVを「3年以内」に商品化

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EV-Nコンセプト(東京モーターショー09)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年7月20日付

●異色の新トップ続々、15人抜き、移籍組、アジア重視(読売・9面)

●ハブ港湾、京浜・阪神有力、8月上旬決定、集荷量の確保課題(読売・9面)

●夏休みの自由研究 定番は「エコ」ソーラーカー工作、川の水質調査(読売・15面)

●民主の政策企業の評価割れる、「無駄洗い直し」好評、「高速無料化」不人気(朝日・7面)

●日産4工場生産再開(毎日・6面)

●本社・FNN合同世論調査、菅内閣不支持上回る(産経・1面)

●成田に大型アウトレット、中国人観光客取り込みへ(産経・10面)

●中国自動車大手幹部4人事故死、新型車で暴走?(産経・10面)

●国内車種絞り込みへ、自動車各社、少子化、市場が縮小(東京・7面)

●「海の日」暗転各地で事故、ダラダラ家路(東京・23面)

●ホンダ、家庭充電型ハイブリッド車、13年メド発売、電気自動車も同時期に(日経・1面)

●夏ボーナス0.75%増 製造業が回復(日経・1面)

●「MRJ」運航訓練、加社と契約、三菱航空機、まず日本に施設(日経・9面)

●チャイルドシート「泣くから使わず」3割、民間調査「必ず使う」は4割(日経・30面)

ひとくちコメント

ホンダが2013年をめどにプラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)を市場投入するという。きょうの日経が1面トップで報じている。それによると、PHVとEVに関連する技術の確立と商品化を「3年以内」とする方針を固めたという。

伊東孝紳社長が20日に記者会見を開き、PHVとEVなど次世代自動車の投入計画を正式に表明するとしている。さらに、記事では、HVの米国生産の検討にも入ったと伝えている。

日経は先週15日付の朝刊でも「国内の生産再編」を1面トップで取り上げたばかりだったが、わずか5日の間にホンダの「社長会見」関連の記事を2度も1面トップで伝えたことになる。しかも、16日付にはシビックをHV専用車に切り替えるなど、国内販売の車種絞り込みについても総合面の準トップで大きく報じている。

このところ、各紙は3連休と連日の猛暑で取材活動は停滞気味。中でも企業ネタは“夏枯れ”状態が続いており、日経による小出しの事前報道という事情も分からないでもない。が、伊東社長にとって昨年6月末に就任してから初の経営戦略を語るという重要な「社長会見」は、一連の小出し報道で、メディアの関心の度合いがやや薄れたようにも見受けられる。

《福田俊之》

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