発売中の「東日本大震災復興宝くじ」の抽選結果が、4日の日経新聞に誤って掲載された。復興宝くじは9日まで発売され、抽選日は11日。
「事前確認を行うための社内テスト用データを、そのまま紙面化してしまった」（同社広報担当）
掲載された抽選結果は「一等123456といった連続する数字が記載され、内容を読めばテスト用データであることがわかる」（前同）というが、架空の抽選結果は、三重県以西九州までの21府県、少なくとも約17万6000部の新聞に掲載された。
誤掲載に気づいた同社は、ホームページ上で4日3時に「一部地域での誤った宝くじデータの掲載について」というおわびを載せた。また、同日夕刊、翌日の朝刊にもおわびを掲載する予定だ。
同宝くじは、被災した青森、宮城、岩手など9県2政令都市が発売元となり、300億円（15ユニット）が予定されている。抽選会は宮城県仙台市の青年文化センターコンサートホールで、13時から開催される。
