雪の中央道、上下線でスリップ発端の多重衝突

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16日午後11時45分ごろ、山梨県大月市内の中央自動車道上り線で車両6台が関係する多重衝突事故が発生。約10分後の午後11時55分ごろには約7km離れた甲州市内の下り線でも9台が関係する多重衝突が発生している。

山梨県警・高速隊によると、上り線の現場は大月市笹子町黒野田付近で片側2車線の直線区間。当時は雪が降っており、スリップして中央分離帯に接触したとみられる乗用車が第2車線で停止。これに対し、後続のトラックなど5台が次々に追突。車両6台の関係する多重衝突に発展した。

下り線の現場は甲州市大和町日影付近で片側2車線の直線区間。上り線の事故から約10分後、単独事故を起こして本線上で停止した乗用車に対し、衝突を回避しようと急ブレーキを掛けた後続車が次々に衝突。車両9台が関係する多重衝突に発展している。

この事故で上り線側では3人が軽傷。下り線側では5人が重軽傷を負った。中央道は上下線で事故現場を含む一部区間が長時間に渡って通行止めとなった。

両方の現場は笹子トンネル(全長約4700m)を挟み、約7km離れている。事故当時は約1〜2cmのシャーベット状の雪が積もり、非常に滑りやすい状態だった。警察では事故の当事者から事情を聞き、発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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