BMWグループのMINIが2011年3月、ジュネーブモーターショー11に出品した『ロケットマンコンセプト』。市販に向けて動き出していたと見られていた「最小のMINI」計画が、凍結された可能性が出てきた。
これは23日、英国の自動車メディア、『car』が報じたもの。同メディアがMINIの関係者から得た情報として、「MINIロケットマンコンセプトの市販化計画はキャンセルされた」と伝えたのだ。
同メディアはその理由として、全長3400mmと現行MINIのハッチバック比で約300mmも短い車体のロケットマンを市販するには、ハンドリングや走行安定性、衝突安全性などの面で、開発に非常にコストがかかる点を指摘。
同メディアは、「現行MINIのハッチバックよりもコンパクトなMINIが登場する可能性はなくなった」とレポートしている。