【F1バーレーンGP】決勝…ベッテルが接戦を制して優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
F1バーレーンGP決勝
F1バーレーンGP決勝 全 6 枚 拡大写真

F1バーレーンGP、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが昨年のインドGP以来、久々の勝利を収めた。これが前年チャンピオンにとって今シーズン初勝利ということからもわかるように、2012年の戦いは極めて熾烈。今回のベッテルは、4戦して4人目の勝者だったのだから。

スタートからリードを奪ったのはPPスタートのベッテル。マクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトン、マーク・ウェーバー(レッドブル)をたちまち引き離したまでは良かったが、まもなく後方からロータスの2人が新たな脅威として浮上した。

ロータスのロマン・グロージャンは、7周目にハミルトンをパス。2周ほど遅れてピットストップの1巡目が始まる頃、キミ・ライコネンが11位スタートから3番手まで躍進してきた。ライコネンは20周目にはグロージャンに追いつき、さらに24周目にはポジションを交代したが、その直後にピットイン。ここから追撃を再開すると、2度目ストップの前には6.3秒だったベッテルとのギャップを2.2秒まで詰めてきた。

36周目、ベッテルとライコネンの差は1秒以内に縮まり、DRSを使ったオーバーテイク勝負が見られたが、ベッテルがT1で頑強なブロックでライコネンの攻撃を避けた。結果から言えば、ライコネンはこのとき勝利の女神を一瞬だけ垣間見たものの、以降ギャップは再び開いてゆくことになる。

優勝はベッテル。2位はライコネン。グロージャンはキャリア初の3位表彰台を確保し、ロータスに貴重なポイントを持ち帰った。4位は前後とも大きく開いた状態でウェーバーが滑り込む。

以下は、ポイント獲得10位までのドライバー。日本期待の小林可夢偉は13位と低迷した。1位:ベッテル、2位:ライコネン、3位:グロージャン、4位:ウェーバー、5位:ロズベルグ(メルセデスAMG)、6位:ディレスタ(フォースインディア)、7位:アロンソ(フェラーリ)、8位:ハミルトン(マクラーレン)、 9位:マッサ(フェラーリ)、10位:シューマッハ(メルセデスAMG)。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る